Oryzaの苗。
常在戦場。
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2007/09/04(火) 22:10 最近のニュースの話。
大本営作戦参謀瀬島龍三氏死去。
今朝、ラジオをつけ、最初に耳に入ったニュースが瀬島龍三氏の訃報でした。
平成17年9月4日、享年97歳、老衰とのことです。

大東亜戦争時の大本営作戦参謀、日米開戦の書をその手で書いた人物です。戦後ソ連による11年間のシベリアへの抑留、帰国後は伊藤忠商事等経済参謀、行革の政治参謀と当に波乱万丈、良くも悪くも生きた昭和史そのものです。

瀬島氏は明治44年生まれ、亡くなった私の祖父と同年代。祖父も瀬島氏と同じ陸軍の軍人でした。そんなところも私が瀬島氏を気にする要因になっているのかもしれません。

私が瀬島氏を知ったのはもう5、6年位前にフジテレビの「新・日本のよふけ」という戦後日本で活躍する著名人を招いてその人柄を探る番組です。瀬島氏がゲストで出演したものをたまたま見たのがきっかけでした。全9回と特番があり、どれも近代史好きにはたまらない濃密な内容です。
なんといっても戦時中の大本営の作戦に殆どかかわり、天皇陛下はじめ当時閣僚・軍人達の人間模様の生々しい描写はその現場にいた瀬島氏だからこそ語れる内容でいつもドキドキしながら見ていました。
また、戦後ソ連との講和中にシベリアに抑留された話もエリート軍人が下僕のような生活に急転して戸惑う滑稽な姿や、飢えや貧困から抑留された日本人同士で争う悲しい場面などなかなか聞けない話ばかりです。そんな経験もあり瀬島氏は帰国後シベリアでの強制労働で死んだ人たちや遺族のために尽力することになります。
昭和の後半は伊藤忠商事や行革参謀としての活躍もあり、あまり知られてませんが日本のためにいろいろやって来た方です。

瀬島氏の訃報にここが時代の分岐点だといわれてるような一つの物語が終了したような寂しさを感じました。


きっと著書やテレビでいえないような戦中の出来事は多く語らず墓場に一緒に持っていったんでしょうね。

なんだか不思議な気分です。

昭和の名参謀に対しご冥福をお祈りします。

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海王星は歌う。 おろち
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