嵐の後はイカした雲がたくさん出るので思い切って外出してみました。

ついでに職場のご婦人からからタダ券を貰ったので、今日は
国立新美術館まで足を伸ばし、『ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密』を見に行ってきました。
まず、入ってすぐ左手にイカした昭和建物のジオラマがあったので何の気なしに覗いてみたところ「美術館は旧陸軍歩兵第三聯隊の兵舎跡地に2001年建造」とあり、
「"第三聯隊の兵舎"って2.26事件の反乱部隊が集まってた場所じゃん!!おい!!」
と近代史マニアは思わぬところで大興奮してしまいました。
戦後は大学の施設となってたそうです。知ってたら取り壊し前に写真撮りに来たかったな〜。

↑ジオラマの中で兵隊さんとお馬さんが訓練中のホノボノした風景が見れます。
あと、本題の「ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密」。
一番印象に残ったのは肉屋で牛を解体中の風俗画。解体してる左端に牛の臓物を風船代わりに膨らませて遊んでいる女の子です。
他におもちゃが無いからってその選択は生臭すぎます。
次に印象的だったのが、貴族が狩猟の記念に獲物を描いてもらった静物画。
当に死にたてでだらりとした生々しい死骸をそのまま描いていてかなりエグイです。
鳥とか小鹿とかウサギとか皆、さかさまにされて白目でダラリです。
日本の狩猟記念行事、魚拓のポップな平和さから見るとかなりホラーな作品群でした。
あと人物画とか宗教画とかは豊満な肉体の女性で露出が多くて卑猥でした。
こんな言い方しか出来ませんが、個人的には結構楽しめました。当時欧州の風俗を知る勉強になりました。

二階のカフェで食べたチーズケーキも美味しかったし、景色も良かったし、いい雲いっぱい見つけられたし、雨降る前に帰れたし、良かった良かった。
なんの迷いもなく
少女革命ウテナ コンプリートCD-BOX(10枚組) 購入(DVDは購入自重…どうせ見る暇ないし)。
ウテナの美しくて残酷で卑猥でシュールな世界観が好きです。
当時はまりすぎて合唱曲提供しているJ.A.シーザーの劇団「万有引力」見に行くくらいはまってました。
現在の私が清く正しく卑猥に変態なのもまちがいなくウテナのおかげです。

中のイラストも相変わらず上品なアールヌーボー調、人物はわざと中原淳一影絵絵本風なのがウテナの特徴。
もう10年以上も経ってるんですね…感慨深い。
体調不良で炎天下の上野に行けなかったヘタレはとりあえず図録を通販で購入して気を落ち着かせることにした。
炎天下に入場40分待ちは間違いなく確実に救急車のお世話になったでしょう。

注文が混んでるから発送に時間かかるという話だったが意外と早く届きました。
これから舐めるように見ます!!(←キ●ガイ)
話は変わるがノリで買ったマンゴーカルピス(5倍希釈/写真左下の液体)があんまり美味しくない。
5倍も希釈できるからまだいっぱいあるョ…。
今年もお仕事ゆえ靖国参拝できず。
しかし、暇が出来たら近々詣でたいと考え中。
私が参拝をするのは亡き新潟の祖父の影響。
祖父は日中戦争で曹長として従軍。多くの部下を亡くしたときいています。部下達の死因は戦闘でなく、風土病に罹ったため。高熱で衰弱し狂って死んでゆく部下を見舞う毎日。祖父は戦後三年間毎日その光景を夢に見てはうなされ熟睡できなかったと聞いています。
また、大東亜戦争時は学徒出陣する若い兵隊さんたちの教官として青森、八戸に赴任。生徒の多くもまた戦争で亡くなったと思われます。
祖母や母の話を聞くと祖父は自分だけ生き残ってしまったことを申し訳なく思っていたようです。
部下の遺族に「役立たず、人殺し、自分だけのうのうと生き残って!!」と罵られても反論も抵抗もせず静かに受け止めていたと聞いています。
祖父は若いときは東京に用事があるとついでに靖国詣でをしたことがあるようです。しかし年をとり、病弱になり、東京まで出れなくなってしまいました。
そして死の間際「もう一度お参りしたかった」と言ったそうです。
祖父の代わりといってはおこがましい話ですが。靖国に行く時はなんだか祖父に操られて参拝しに行ってる様な気がします(母曰く、親戚内で私と母だけ祖父と血液型が同じなので多分二人だけが操られてると言い張ります)。
また私自身もあの戦中という激しい時代の正体に興味があり、常日頃色々調べたりもしています。当時の人々の気持ちに近付くための参拝なのかもしれません。
まぁ細かいこと難しいことは抜きにして今日ぐらいは静かに祈る。
死者よ安らかに、生者よ心穏やかに…。
人が祈る姿は美しい。